子供の頃にはとっても待ち遠しかった夏休み。
ところが親になり子供が小学校に上がる頃になると、1日のタスクが急激に増えてストレスや悩みもいっぱいの試練の時期になる…そんな経験をするママやパパは多いのではないでしょうか。
仕事は普段と変わらないのに、お昼ご飯やお弁当の準備、子供の日中の居場所の確保、宿題を見たり進み具合をチェックしたり、長期休みに特別なことをしたい子供の願望や欲求にも向き合わなければいけません。
忙しいと親も余裕がなくなり、その焦りの気持ちが子供にも伝播して悪循環に陥ってしまうことも。
そんな時期には、親子で心の余裕をもつことがとても大切です。
心の余裕はちょっとした意識の持ち方で取り戻せるもの。おすすめは、親子でお互いの「大事なこと」を確認して把握し合うことです。
今回ご紹介する時間管理マトリクスとプランニングをつかって、親子で楽しい夏休みをはじめましょう!

心の余裕と時間管理の関係
仕事でも家事でも、私たちには日々多くのタスクがあります。
そのタスクには「すぐにやらないといけないこと」「できればやったほうがいいこと」「やりたいこと」「ついやってしまうこと」などさまざまな分類があり、その全てをやろうとするとあっという間にキャパオーバーで、余裕がない状態になってしまいます。
その状況を改善するには、まずは1つひとつのタスクを「緊急度」と「重要度」の2つの軸を使って分類し、優先順位をつけることが有効です。
優先順位をつけることで「いまやるべきこと」への集中や「やらなくてもいいこと」の判断ができ、その取捨選択が余裕につながります。
この緊急度と重要度の2つの軸を使って優先度を判断するフレームワークは「時間管理マトリクス」といわれています。(出典元:スティーブン・R・コヴィー著『7つの習慣』)
時間管理マトリクスは元はビジネスパーソン向けに提唱されているものですが、1人で複数の役割を持つことが当たり前の現代社会では、誰にとっても必要な考え方です。
ふりかえりの習慣化を、AIが伴走する。Stockrをはじめる時間管理マトリクスについて詳しく説明
【時間管理マトリクスとは】
タスクを「緊急度」と「重要度」の2つの軸で分類し、優先順位をつけるためのフレームワーク。
4つの領域を視覚的に把握することができ、本当に大切なことを後回しにしてしまうことを防いだり、自分にとって不必要なことを明確にできる。

第一象限:今すぐ対応が必要な問題や課題
緊急度・重要度ともに高く、必ずやらないといけないものが入る領域です。
期限があるものや、今すぐ対応が必要な重要なタスクをここに入れます。
第二象限:質や満足度を上げるためのタスク
第二象限に入れるのは、すぐに対応する必要はないが、重要度が高くいつか必ずやりたいものです。
これをやることで、高品質につながったりより効率よくできるようになるために効果的なタスクを入れて、確実に着手できるように計画を立てることが大切です。
第二象限を行うことで、第一象限や第三象限の緊急度が高いものを減らす効果もあります。
第三象限:突発的なタスク
重要度は低いけれども突発的に対応しなければならなくなるものなどが第三象限です。
緊急度が高いためについ優先的に着手してしまい、1日のほとんどを第三象限に割いてしまうことなどはよくあります。
しかし、第三象限をおこなうことが本当に必要かを考えて、やらないと判断することや、今後減らすための策を考えるなどの行動が必要です。
第四象限:時間を浪費する無駄なタスク
緊急度も重要度も低く、気づいたら延々とやってしまうような暇つぶしや意味のない悪習などが第四象限に入るものです。
忙しさに疲れたときに、気づいたら意味のないことをずっとやってしまったという経験はないでしょうか。
第四象限に時間を割いてしまっていないか客観的に確認してみましょう。
【時間管理マトリクスをうまく使う3つのポイント】 ・定期的に見直す:状況の変化に合わせて定期的に見直すとより効果的です。 ・第二象限に注力する:第二象限のタスクを優先的に行うことが、最も大きな成果につながるといわれています。 ・「べき論」は捨てる:「のんびりテレビを見る」などは第四象限に入れてしまいがちですが、人によってはリフレッシュのために重要な行動であったりします。「こうするべき」という一般的な価値観ではなく自分の本心を見つめて考えます。
時間管理マトリクスの具体例
ここで筆者が実際に書いた時間管理マトリクスをご紹介します。
この夏休み期間の時間は自分自身だけでなく、子供たちのタスクも踏まえて考える必要があったので、以下の順番で考えていきました。
まずは第二象限は空にしておきます。
第一象限には「かならずやらなければいけないもの」
第三象限には「毎年やっていることや、なるべくやった方がいいもの」「やりたいこと」
第四象限には「普段やってしまっていること」
すると、こんなマトリクスができました。

やはり普段の予定に加えて子供たち関連のあれこれが入るので、第一象限が多いという印象です。
第一象限が多いとそれ以外のことに手が回らなくなり、結果余裕がなくなってしまうので、第一象限を事前に準備しておくとしたら何ができるかを考えて、それを第二象限に入れていきました。

急ぎで対応しなければならない第一象限が2つだけになり、第二象限が増えました。
第三象限からも気が重いタスクはほとんどが消えて、できればやりたいことが残ったので、やるタイミングを決めました。
第四象限はいつもついやってしまうことなので、気づいたら代わりにやることを設定しておきます。
【やってみて感じたメリット】
・夏休みの繁忙に対する漠然とした不安が払拭された
・タスクが可視化されて見通しがついたことでスッキリ!
・協力が必要なことも事前に相談できてお互いにストレスフリー
ふりかえりの習慣化を、AIが伴走する。Stockrをはじめる子供と一緒に考えるプランニング
実は2年ほど前の夏休みに、当時小学校4年生の子供と一緒に時間管理マトリクスをやってみたことがありました。
(詳細はこちらのnoteに!夏休みの”怠け”対策に。親子で「時間管理マトリクス」をやってみた)
やったときは親としては満足度が高かったのですが、夏休み期間にうまく運用できたかというとなかなか難しく、ただ作って可視化してみただけ(可視化できたのは良かったです!)、という結果になってしまいました。
その経験から、今年子供と一緒に取り組んだのは以下のことです。
【子供と一緒に、プランニングのためのリスト作り】
夏休みにやりたいことリスト
夏休みに食べたいものリスト
夏休みにやらなければならないことリスト
これを書いたもらったところ、こんな感じのリストになりました。

(実際に書いてもらったものを参考にしたイラスト。海苔の天ぷらという特殊な回答が気になります…)
このうち、やりたいことリストと食べたいものリストは私自身の第二象限に入れて、できるだけ叶えることを約束しました(できないこともあるけど、とはしっかり伝えています)。
「やらなければいけないことリスト」はカレンダーを用意して、何をいつまでにやるのか、どれくらいのペースで進めたいかを話し合って決めて書き込んでいきます。
親子で時間管理マトリクスとプランニングをしたら、思いを共有し合えて満足度が上がった
まだ夏休みは終わっていないので最終的な結果がわかるのはこれからですが、親子で取り組んだことで、すでに良い効果を感じています。
- (親)日々のタスクの見通しがついた
- (子)親がどんなことをしているのか把握できた
- (親)子供の希望を理解した
- (子)親が自分の希望を叶えてくれる期待をもてた
- (親)夏休みの宿題チェックの指針ができた
- (子)宿題の進行スケジュールがわかった
夏休み、しんどい…!とお悩みの方は、今からでも子供と一緒に取り組む時間をつくってみませんか?
親子ともに良い夏休みを過ごせますように!
ふりかえりの習慣化を、AIが伴走する。Stockrをはじめる日々の気づきや学びを記録する、振り返りアプリ「Stockr」
今回決めた第二象限と子供と話し合ったことで感じたことなどはまとめてStockrに入力しています。

ピン留めをして約1ヶ月間見やすい位置に固定しておいたり、シェア機能で画像にして壁紙のようにしたり。
ふとしたときに見返してリマインドできるほか、数ヶ月・年単位で見返して(ランダムにストックをリマインドする機能があります※再発見機能)過去の自分の気づきや思考を振り返ることが、新たな学びや成長につながったりします。
【Stockrの主な機能】
①いつでもすばやく書きこめる「ストック」
日常の仕事や生活の中で気づいたこと忘れる前にはどんどんStockrにためていきましょう。もちろん思いついたままの言葉でOKです。きれいに書く必要はありません。
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過去の投稿を自動的にリマインドします。当時の自分をふりかえって「あの時はこう思っていたけど今はこう考えるな」といった差分や新たな気づきを付け加えましょう。
③振り返りのモチベーションを支える「スコアリング」
Stockrを利用すればするほど、より多くのスコアが蓄積され、あなたが持っている意識の量をより視覚化できます。スコアや、Stockrのご利用実績に応じて、ちょっぴり嬉しい「称号」や「バッジ」がもらえます。
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