今年の振り返り、何を書く?そのまま使える質問30と例文

今年の振り返り、何を書く?そのまま使える質問30と例文

2026/08/25

  • #ふりかえり

  • #目標

「今年の振り返りをやろう」と机に向かったものの、真っ白なノートを前に手が止まる——原因ははっきりしています。振り返りが続かないのは記憶力の問題ではなく、問いがないからです。

この記事では、そのまま使える質問30を6つのカテゴリで用意しました。全部に答える必要はありません。心が動いた問いを2〜3個ずつ選んで答えるだけで、1年の輪郭が言葉になっていきます。書き方の粒度がわかる例文つきです。

使い方: 選んで、答えるだけ

手順は3つです。まず、カレンダーや写真フォルダなど記録が残っている場所を開いて1年をざっと眺めます(記憶に頼らないのがコツです)。次に、以下の質問30から心が動いたものを選びます。最後に、1問につき2〜3行で答えを書きます。うまく書こうとしなくて大丈夫です。

なお、振り返り全体を「思い出す→選ぶ→意味づける→来年につなげる」の4ステップで設計したい方は、先に1年の振り返りのやり方。1時間でできる4ステップを読むのがおすすめです。この記事の質問は、そのステップ3「意味づける」で使う道具にあたります。

今年の振り返りに使える質問30

仕事について(5問)

  1. 今年いちばん手応えのあった仕事は何か?その手応えはどこから来たか?
  2. 今年いちばん時間を使った仕事は何か?それは望んだ時間の使い方だったか?
  3. 今年、引き受けなくてよかった・断ってよかったと思える決断は何か?
  4. 仕事のやり方で、去年から変えたことは何か?その結果どうなったか?
  5. 来年もし部署や仕事を自由に選べるなら、何を選ぶか?それはなぜか?

挑戦と変化について(5問)

  1. 今年、初めてやったことは何か?
  2. 怖かったけれど踏み出したことは何か?踏み出せた理由は何か?
  3. うまくいかなかった挑戦は何か?そこから見つけた気づきは何か?
  4. 今年手放したもの(習慣・役割・思い込み)は何か?
  5. 1年前の自分に教えたら驚くことは何か?

人間関係について(5問)

  1. 今年出会った人で、影響を受けたのは誰か?どんな影響か?
  2. 今年いちばん感謝している人は誰か?それを本人に伝えたか?
  3. 誰かに感謝されたことで、印象に残っているものは何か?
  4. もっと時間を使いたかった人は誰か?
  5. 来年、関係を深めたい人・距離を取りたい関係はあるか?

自分の変化について(5問)

  1. 去年の自分と比べて、変わったことは何か?
  2. 今年の自分を漢字1文字(または一言)で表すと?
  3. 今年いちばん心が動いた瞬間はいつか?なぜ心が動いたのか?
  4. 今年見つけた、自分の強み・持ち味は何か?
  5. 逆に「これは自分に合わない」とわかったことは何か?

暮らしと健康について(5問)

  1. 今年、暮らしの中でいちばん幸福だった時間はどんな時間か?
  2. 体と心の調子は、1年を通してどうだったか?波はいつ来たか?
  3. お金の使い方で、満足しているもの・後悔しているものは何か?
  4. 今年よく行った場所はどこか?そこはあなたに何をくれたか?
  5. 削れたらいいのに、と思いながら続いている時間は何か?

来年に向けて(5問)

  1. 今年うまくいったことのうち、来年も続けたいことは何か?
  2. 自分を消耗させたもののうち、来年やめることは何か?
  3. 来年、新しく始めたいことは何か?最初の一歩は何か?
  4. 来年の自分にこれだけは伝えたいことは何か?
  5. 来年の12月、どんな状態でこの質問に答えていたいか?
来年の振り返りの材料は、今日からの1行で貯まります。1行から始める

書き方がわかる例文3つ

例文1(質問2: いちばん時間を使った仕事)

新サービスの立ち上げに一番時間を使った。望んだ使い方だったと思う一方で、後半は「自分がやらなくてもいい作業」まで抱えていた。時間の使い方そのものより、手放し方が来年の課題だと気づいた。

例文2(質問8: うまくいかなかった挑戦)

社内勉強会を主催したが、3回目から人が集まらなくなった。続かなかった理由は内容ではなく、開催時間が皆の繁忙と重なっていたこと。やる気の問題にせず、設計の問題として見ると次の手が見える。

例文3(質問17: 今年を漢字1文字で)

「境」。仕事と私生活、自分の役割とそうでないものの境界線を引き直した1年だった。線を引くことは冷たさではなく、続けるための優しさだと思えるようになった。

例文のポイントは、出来事+そこからの気づき、のセットで書くことです。出来事だけだと記録で終わり、気づきまで書くと来年の材料になります。目標と振り返りのつなげ方は目標達成できる人の振り返りの「型」で詳しく解説しています。

毎年同じ型で繰り返すと、比べられるようになる

この質問リストは、1回きりで使い捨てないでください。毎年同じ問いに答えると「去年の答えとの差分」が見えるようになり、これが1年の振り返りのいちばんの果実になります。

型を毎年使い回すための道具としては、Notion公式ギャラリーで週次・月次・1年の振り返りテンプレート(無料)を公開しているので、Notionをお使いの方はそちらもどうぞ。

そしてもうひとつ。来年の振り返りを圧倒的に楽にする方法は、今日から1日1行だけ記録を残しておくことです。ふりかえりノートアプリ「Stockr」は、1行から書けるストックとAIの伴走で毎日の気づきを積み重ね、過去の記録が「再発見」として自動で戻ってきます。1年後のあなたが質問30に答えるとき、材料は365行たまっています。

1年後の質問30に、365行の材料を。Stockrをはじめる

よくある質問

質問30に全部答える必要はありますか?

ありません。全カテゴリから2〜3個ずつ、心が動いた問いだけ選んで答えれば十分です。全問に義務感で答えるより、少ない問いに深く答えるほうが、振り返りの質は高くなります。

書く時間はどれくらい見ておけばいいですか?

質問を選んで答える形式なら30分〜1時間が目安です。1年分を思い出す工程に時間がかかるので、カレンダーや写真フォルダなど記録が残っている場所を先に開いてから始めると短縮できます。

年末以外にやってもいいですか?

もちろんです。期末、誕生日、転職や異動の前後など「区切りを感じるタイミング」ならいつでも効果があります。大切なのは時期より、毎回同じ型で繰り返して比べられるようにすることです。